講座の概要
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定員
4名
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回数
全12回
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受講料
250,000円(税込み、入会金込み)
※他の講座ですでに入会金をお支払いいただいている方は入会金を差し引かせていただきます。
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入会金
不要
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支払方法
前納制です。お支払い方法は銀行振込となります。
※申し込みいただいたメールに支払い先情報をご連絡します。
※支払い期日は受講開始の前月末となっております。
※支払い期日までに入金が確認できない場合は、キャンセルとさせていただきます。 -
期間
毎年4月~翌年3月
※入門はいつからでも始められますので、お問い合わせください。
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実施日
2023年度 第4土曜日、2024年度 第3土曜日
※開催日は月によって変動する場合があります。詳しくは予約サイトを確認してください※どうしても日程の調整が難しい場合はご相談ください。
※4月以外の月からでもご参加いただけます。 -
時間
午前10時30分~午後2時30分
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申込方法
お問い合わせフォーム からお申し込みください。
カリキュラム
講義・実習内容と「一汁三菜」の調理例
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4月 精進料理と歴史「食事五観文(しょくじごかんもん)」から 精進料理の精神を学ぶ
竹の子づくし サクラ豆腐
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5月 なぜ一汁三菜なのか器の名前と使い方
空豆の白和え アスパラガス料理
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6月 乾物を使ういつでも使うことができる便利な食材
切り干し大根の稲荷巻き、高野豆腐のあえもの
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7月 夏の行事食七夕やお盆
トマト料理 そうめん 水ようかん
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8月 暑中の精進料理軽いけれど栄養満点の精進料理・もどき料理
夏の豆乳蒸し うなぎもどき 夏野菜の寒天寄せ
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9月 秋彼岸の精進料理残暑に負けない精進料理
胡麻汁 ナスの煮もの エゴマの和えもの
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10月 秋の行事食精進弁当を作る
キノコ料理 栗ご飯
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11月 配膳食器の色と組み合わせ
胡麻豆腐二種類 冬野菜料理
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12月 正月を迎える準備おせち料理
おせち料理 なます 富貴寄せ
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1月 新春の行事食 献立の立て方精進料理の献立の立て方
七草粥 小豆粥
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2月 精進料理の献立の実習実習
一汁三菜
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3月 精進料理を楽しむ京都精進料理の旅
受講される方へ
静かなたたずまいの中で、800年の歴史をもつ精進料理に親しんでいただくことは、効率やスピードを優先する現代にあっては意義のあることと思います。殺生を避けるため、植物性の食材を使いますが、それでも命のあるものをいただくのですから、自然の恵みに感謝すること、そして、日々、精進する心を高めること、精進料理のそうした思想を、同席する方々と分かち合うのは意義あることと考え、今回の講座を開講しました。
赤坂寺庵の精進料理は、精進料理の伝統を守ることだけを目的とするものではなく、また、菜食主義やダイエットのすすめるものでもありません。
管理栄養士の一人としては、精進料理によって栄養補給が完全にできるとは思っていません。しかし季節にふさわしい食材、献立のカタチ、食器の選び方などを通じて、日本の伝統的な様式美を体験していただき、心の栄養、心のエネルギー補給をしていただくことができると考えています。こうした体験で、みなさまが、日々のストレスを緩和し、心やさしい、平穏な人生を送る後押しをしたいと考えております。
対象となる方
- 初めて精進料理を習う方
- 精進料理に興味があり、基礎を学びたい方
ご注意事項
- 入会金は料金に含まれています。すでに入会金をお支払いいただいている方は、その金額を
差し引いて受講料をお支払いください。 - 寺庵を初めてご利用いただく方もご参加いただけます。
- 納入された費用は受講キャンセルの場合でもご返金いたしかねますので、ご承知おきください。
- 途中、やむなく欠席された場合は補講をいたします。
お休みする場合は、前日までにお電話またはメールでご連絡ください。 - 使えない食材やアレルギーをお持ちの方は、事前に詳細をお知らせください。
参加者の声
初めて参加されたTさん
修了されたSさん
何よりも美味しいお料理をいただき、心も身体も満たされた時間でした。
また、手ほどきをいただきながらの調理実習も貴重な体験で、味つけの妙味等も学ばせていただきました。毎回の料理の美しさや食事の語らいなども忘れられない思いです。座学も知見を深めるのにたいへん役立ちました。
三月に予定をしている京都の修学旅行も楽しみです。
これから精進料理を学ぼうとしている方にとって、この教室ほど最適な学びの場はないかと思います。是非お勧めです。